
日記のカバー画像は僕ではない。
ミネタカズノブ氏である。
氏のことを知らない方には、補足が必要です。
氏は、パンクロックバンドGOING STEADY(ゴーイング・ステディ)
(現在は銀杏BOYZの)ボーカル・ギタリストです。
90年代半ば以降のパンク/インディーズブームの先頭を突っ走るバンドのひとつでした。
青春を激しく切なく紡ぐのが主なスタイル。
特長をあげるとするなら
・歌詞ヤバい
・うるさい
・ハダカ
・つゆだく(涙、鼻水、よだれ)
僕にとっては、中学・高校の多感な時期に直撃しました。
初見の僕の感想は、
「うわっ、絶対見ちゃダメなモノみちゃった…」でした。
映像のミネタ氏は素っ裸で、観客の海にダイブして絶叫していたからです。
僕の「ミュージシャン」という概念領域にはいない人間でした。
奏でてもいないし、歌ってもいない。。。(初見の印象)
むしろ、氏は大きい赤ちゃんのようでした。
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____本日記のタイトルに倣う。
「駆け抜けて性春」という曲があるのですが、これを…、
これだけは紹介しておきたいのです。
ミネタ氏率いる銀杏BOYZとJUDY AND MARYの元ボーカリストYUKIのコラボ曲なのです。
「駆け抜けて性春/銀杏BOYZ x YUKI(歌詞付) (youtube.com)」
聴くには注意が必要です。めちゃうるさいです。
メロディーラインはけたたましいです。
そして、男たちがしょっぱなからなぜか
「フぉぉおぉぉおおおお↑↑↑ヴぁわぁぁあぁ ああぁぁああぁああ」
てなってます。
おっ、おい、一体どうしたんだよ。いったん落ち着こ。
と声をかけてあげたくなります。
…まあ_____知ってるよ(ため息)
あなたキラいでしょ?こういうむきだしの泥臭い音楽
わかるよ……。うんうん…。
だって、僕ってほら、
ポップでスマートでアーバンライクなお洒落ボーイだからさ。
わかるよ。うん。100%共感。
聴くタイミングによっては僕もシンドイ。
寝る前に聴いたら、もう絶対熟睡はできない。
ナイトメア確定。
でも、そんな方もぜひ「頑張って」離脱せず、3分聴いてみてほしいのです。
この曲は、前半、濁流のようなリビドーを歌いあげたあと、
カオスが突如として「秩序」のようなものを見出します。
「星降る 青い夜さ どうか どうか 声を聞かせて…」
えっ、急に…。やさしい。
(急にハート掴んでくるやん…!!)
そして、ついにYUKIのパートに入る
「私は幻なの…」
(はっっ、はうあ…、女神の降臨…じゃーーーー??!!!白目)
ミネタ氏とYUKIの声質の強烈なギャップに、
脳天パニック。
処理不可。ごめん。
しかも、ハモってるし…?!!(また白目)
意識は大気圏を突破。
光の速さでゴーゴゴー!
それでは、月面でお会いしましょう。
…。
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ミネタ氏:___つよく つよく 抱きしめたい
YUKI:___触れれば消えてしまうの それでも私を 抱きしめてほしいの
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このYUKIのアンサーに号泣。
幻やと思っとったけど、やっぱ幻やったんかい…。
くぅぅう~…。
くぅぅう~…。
くぅぅう~…。
くぅぅう~…。
……。
あかん、この日記収拾つかん。
ホワイトデーってことで許してください。
(ということで…皆さんご一緒に、せーの!)
ハッピーホワイトデーヽ(^o^)丿