top of page

駆け抜けて性春


日記のカバー画像は僕ではない。


ミネタカズノブ氏である。




氏のことを知らない方には、補足が必要です。




氏は、パンクロックバンドGOING STEADY(ゴーイング・ステディ)


(現在は銀杏BOYZの)ボーカル・ギタリストです。




90年代半ば以降のパンク/インディーズブームの先頭を突っ走るバンドのひとつでした。


青春を激しく切なく紡ぐのが主なスタイル。




特長をあげるとするなら


・歌詞ヤバい


・うるさい


・ハダカ


・つゆだく(涙、鼻水、よだれ)




僕にとっては、中学・高校の多感な時期に直撃しました。



初見の僕の感想は、



「うわっ、絶対見ちゃダメなモノみちゃった…」でした。



映像のミネタ氏は素っ裸で、観客の海にダイブして絶叫していたからです。



僕の「ミュージシャン」という概念領域にはいない人間でした。



奏でてもいないし、歌ってもいない。。。(初見の印象)



むしろ、氏は大きい赤ちゃんのようでした。




*******




____本日記のタイトルに倣う。




「駆け抜けて性春」という曲があるのですが、これを…、


これだけは紹介しておきたいのです。



ミネタ氏率いる銀杏BOYZとJUDY AND MARYの元ボーカリストYUKIのコラボ曲なのです。




「駆け抜けて性春/銀杏BOYZ x YUKI(歌詞付) (youtube.com)」




聴くには注意が必要です。めちゃうるさいです。




メロディーラインはけたたましいです。




そして、男たちがしょっぱなからなぜか




「フぉぉおぉぉおおおお↑↑↑ヴぁわぁぁあぁ ああぁぁああぁああ」




てなってます。




おっ、おい、一体どうしたんだよ。いったん落ち着こ。


と声をかけてあげたくなります。





…まあ_____知ってるよ(ため息)



あなたキラいでしょ?こういうむきだしの泥臭い音楽



わかるよ……。うんうん…。




だって、僕ってほら、



ポップでスマートでアーバンライクなお洒落ボーイだからさ。



わかるよ。うん。100%共感。



聴くタイミングによっては僕もシンドイ。



寝る前に聴いたら、もう絶対熟睡はできない。



ナイトメア確定。





でも、そんな方もぜひ「頑張って」離脱せず、3分聴いてみてほしいのです。




この曲は、前半、濁流のようなリビドーを歌いあげたあと、




カオスが突如として「秩序」のようなものを見出します。





「星降る 青い夜さ どうか どうか 声を聞かせて…」




えっ、急に…。やさしい。




(急にハート掴んでくるやん…!!)




そして、ついにYUKIのパートに入る




「私は幻なの…」




(はっっ、はうあ…、女神の降臨…じゃーーーー??!!!白目)





ミネタ氏とYUKIの声質の強烈なギャップに、


脳天パニック。


処理不可。ごめん。





しかも、ハモってるし…?!!(また白目)





意識は大気圏を突破。



光の速さでゴーゴゴー!



それでは、月面でお会いしましょう。





…。





********


ミネタ氏:___つよく つよく 抱きしめたい


YUKI:___触れれば消えてしまうの それでも私を 抱きしめてほしいの


********




このYUKIのアンサーに号泣。





幻やと思っとったけど、やっぱ幻やったんかい…。


くぅぅう~…。




くぅぅう~…。




くぅぅう~…。




くぅぅう~…。




……。




あかん、この日記収拾つかん。





ホワイトデーってことで許してください。






(ということで…皆さんご一緒に、せーの!)





ハッピーホワイトデーヽ(^o^)丿


bottom of page