
※僕のおしり戦記 ①~休暇の理由~のつづきです。↓
2.楽観・放置
山口に引越し、それなりに忙しく毎日を過ごしていました。
痔瘻のことは頭の片隅に。
「大丈夫!薬でいけるっスね」
という言葉を信じてたし、いつの間にか重心をずらす「痛くない座り方」などを会得していたので日常生活に困ることはありませんでした。
ある日「痔」のことを飲み屋での話題にしたところ、友人から早く受診したほうがいいと勧められました。「大丈夫!薬でいけるっスね」という言葉がまた脳裏にこだましましたが、心配なので、翌日病院に行くことにしました。
3.検査・診断
診察室に入り、過去、他院で痔瘻の診断を受けたと伝えると、
担当のドクターから開口一番
「手術を受ける覚悟はおありですね?」と神妙な顔で言われました。
(えっっ、まだ何も診てないのに…)
オーマイヽ(^o^)丿ガ―ッ
薬で何とかならないのですか?と聞くと
ドクター:「入院ですね」
(えええ~、まだ何も診てないのに…)
オーッヽ(^o^)丿ジーザス
更にいくつかの精密検査を終えて、ついに診断が下る…。
ドクター:「痔瘻です。」
イヤ、モーヽ(^o^)丿シッテルヨー
これにて、ゴールデンウィーク終了後、手術&一週間入院という予定が半強制的に決まったのでした。
すぐに職場に状況を説明し、休む旨を伝えなければなりませんでした。しかしながら、理由の「痔瘻」を伝えることに若干抵抗があったので、ジョークを交えた問答をシミュレーションしました。
「私の父の名は太郎というのですが、息子の私はジロウになりまして…」
「この度は、お尻を清ケツにするためやむを得ず、病ケツを即ケツしました…」
また、最後に必ず「無ジを祈っています」「お大ジに」と言われるので、「痔だけに?」と返すようにしました。
無論、いずれも不評でした。
ちなみに母はご近所に「聞いてくださいよ、長男が“痔なん”です」というギャグを得意げに流布していました。
つづく