コール&レスポンス

冬が来ましたね。

最近の僕は、寒いのが苦手なので部屋の中で過ごしがちです。

ある日の僕です。

さあ、仕事をするぞ！と気合十分。

寒い部屋にいると暗い気持ちになるので、暖房をオン。

暖房をつけると今度は頭がぼーっとして、足だけが冷えます。

足を温めるために毛糸の靴下をはいてみたり…。

温かい飲み物を用意。身体を内側から温めてホッとしてみたり…。

飲み物が美味しい、おやつが食べたくなって、クッキーを食べます。

クッキーを触った手でPCのキーボードに触れたくないなと思って洗面台に向かう。

手を洗い終えた洗面台の鏡に映る僕は髪がボサボサであることに気づく。

ヘアを整えます。

ヘアを整えたら、枝毛を見つけた。…えっと、ハサミはどこだっけ…？

一体この子（僕）は、いつ仕事始めるんや……？と反省。

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よく学校や職場では「目標から逆算して、計画的に物事を進めろ」と言われます。

そう。社会（集団生活）では、その構成員に計算合理的な能動的振る舞いを奨励します。

とても大事な心掛けであり、欠かせない行動原理だと思います。

”逆算”が出来なければ定刻の電車にさえ乗れないのですから。

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さて、

例えば

蜜に吸い寄せられる蜂は能動的か。

花の色彩に享楽を感じたから、結果的に蜜を吸ったのか。

あなたは疲れたから、椅子に座ったのか。

あるいはある身体的条件下になると、椅子があなたを”呼び寄せた”のか。

気が付いたら誘ってしまっている、

気が付いたらそれに応じて身体が動いてしまっている。

衝動に委ねられた、自動的なコール&レスポンス。

耳を澄ませると、聞こえてきませんか。