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お酒の話し その③


お酒の話し その②の続きです。↓



果たして



あおは、無事カバンを見つけるのか?!



懲戒解雇を免れるのか??




なにより、この日記に需要(意味)はあるのか?!




あたたかく見届けてほしい。





____。




「カバンありません。」



上司にカバンが見つからない事を報告しました。



すると、上司は会社に来るように僕に言いました。




僕は鉛のように重い足取りで、会社へ向かうのでした。




当時はあいにくの天気で、小雨でした。




会社に着くと、すぐに上司の席へ。




上司はどうやら無表情。




僕は上司の目を見ることができませんでした。




上司は細かい雨粒がスーツについていることに気づき、タオルで僕の肩回りを拭いてくれました。




きっとよかれと思ってやってくれたことなのですが、タオルのほこりがスーツに付着して、余計みすぼらしくなりました。




(野良犬みたいだな…)





そして、上司は、飲み会に参加したメンバーである先輩を呼び出しました。




ほどなくして3名の先輩たちが現れました。




上司は、事情をきいた上で、なんとその先輩たちを叱り始めました。





上司:「新人酔いつぶしてどうすんねん!?」





先輩:「いや、待ってください。”あお”が勝手に酔っぱらったんです!」





上司:「煽ったんやろ!?」





先輩:「煽りませんよ。いつもの通り飲んだだけです!!」





あお:…………。



(アタシのために、ケンカはやめて~)







その時、僕の携帯が鳴りました。


それは、警察署からの連絡でした。





「カバン、ありました。」






その瞬間、不毛な言い争いは止み、



やがて雨は上がり、雲は割れ、



空に七色の虹がかかった。(ような気がした)







どうやら僕は帰り道に、あるマンションのゴミ捨て場にカバンを捨てて帰ったようなのでした。


(アホやん)




それを住民が紛失物または不審物として交番に届けてくれていたらしい。


(ミラクルやん)





関係者の方々、その節は大変ご迷惑をお掛けしました。


そして、本当にありがとうございました。


(そういう終わり方なんや)






‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐




…はい。


予定外に長くなったこの日記も完結です。




もともと伝えたかったことは、忘年会・新年会のシーズン


くれぐれも飲みすぎにはお気をつけて!ということでした。




が、気づけば、年を跨いで今に至りました。笑





…あっ


明けましておめでとうございます。



(今言うんかい)





では、本年もご予約お待ちしております。


ヽ(^o^)丿ホーレンソ~♪

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