
「家族」「友だち」「恋人」「先輩」「後輩」「同僚」「知り合い」などなどなど。
「○○」
いろんな呼び方の関係があると思います。
セラピストはどれに当てはまると思いますか?
私はどれにも当てはまらないのではないかと感じています。
セラピストは「○○」と「○○」の空隙を埋めるちょっと不思議な存在ではないかと思うのです。
人と人かかわりは複雑です。
なので、関係性は1つの言葉で定義できないことの方が多いと思います。
グラデーションのようにそれぞれの領域をまたがります。
また、ときより変化します。
なにか一つの関係性「○○」に閉じ込められると時々窮屈に感じませんか。
振る舞いに制限がかかる不自由さ。
「○○」の領域から外れると疎外されそうな気がして、気をもむ…。
そんなときは、「○○」をいったんやめてみると、自分の現在地が確認できるのではないでしょうか。
セラピストが関係性から解き放たれた”現在地の確認”のお役に立てるかもしれません。
あお