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Q.「性欲を向けられる苦しみ」ありますか?

  • 執筆者の写真: 青い彗星のあお
    青い彗星のあお
  • 3月23日
  • 読了時間: 3分



質問箱に質問をいただきました。

*ご相談・質問募集中です★




Q.





A.


質問者さんは、以前性風俗の分野で活躍をされていたのですね。そして、既にお辞めになられていてその理由が「(男性から)性欲を向けられることに耐えられなくなった」ということですね。



質問者さんがどのようにして「耐えられなくなった」のか、僕には想像することしかできません。勝手ながら得意の”妄想力”を駆使して回答致します。




「耐える」という言葉が表すのは「蓄積」だと思います。”だんだん”と辛くなっていった時間経過を感じ取りました。潤いのある状態からだんだんと栄養や水分が失われてカラカラにしぼんでいく植物のタイムラプスを想像させます。





以前別の質問回答の際に、僕は「性行為には、生殖、快楽、協調の三要素がある」と書きました。性風俗であれは快楽か協調、またはその両方を満たすということが目的になります。




おそらく大半の男性は一方的な快楽だけを満たしにやってくるでしょう。協調なんて二の次です。あるいは協調の皮をかぶった快楽偏重型のタイプもいるでしょう。また、そもそもうまく協調を保つ術を知らない男性が多いのだとも感じます。悪意がない場合は更にやっかいです。(自分のことは棚にあげさせてください)




快楽も協調も大切です。両方大切です。両輪が回ると幸せを感じやすいです。でも、土台は協調だと思います。




きっと性欲”だけ”向けられるとがっかりするのは、土台である協調が欠落しているからです。女性は敏感にそれを察知するでしょう。




安心感や親和性の土台がない空虚な関係性に、実りは皆無です。それでもその相手と性行為を行わないといけない状況だとしたらどうでしょう。二人でいるはずなのに個別に自慰行為をしているに等しい。カラカラに乾きホラーマンになってもおかしくありません…。繊細な女性であればなおさらです。




つまり、人は”人”ではなく”モノ”のように取り扱われると耐えがたく、質問者さんの言葉をお借りすると「搾取」になります。そうなれば、僕も傷つくでしょう。




モノは取り替え可能だからです。対して取り替えができないのが「わたし」です。



______。





さて、僕もまだまだ未熟な一介のセラピストではありますが、これまで記してきたようなことを念頭において活動してきたつもりです。




どうしたら快楽も協調も両立させていけるのかを考えてきました…が、テクニックを磨いたり、知識をつけたり、エスコートがんばろう!などと考え事をしてもあまり本質ではないなと今は思っています。答えはシンプルで「僕も思い切り楽しむ」ことが大切だと思っています。




たまに質問者さんのように「(あおを)傷つけたり、不快にさせないか」心配してくれます。でも心配ご無用。僕はアンチ・ホラーマンです。僕は僕でエンジョイしています☆




質問者さんのように心優しい方が僕を傷つけたり、搾取なんかできません。




ご安心ください。そして、一緒に楽しみましょう(とりあえず脳内で)





あお






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